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●シーン7「ホントの気持ち」
大声を出した主人公。初めてだった、こんな大声を出したのは。男たちはお互いの胸ぐらをつかみながら主人公のほうを向いている。
主人公「どうして喧嘩なんてするの!?確かに、僕は告白の仕方なんてわからなくて、そんなことで自分に聞いてしまうダメな奴さ。」
主人公「でも、あの子を思う気持ちは本物だよ。君たちだって分かっている筈でしょ?なのに、自分同士で喧嘩するのはおかしいよ!」
男1「・・・お前」
主人公「ごめん。大声出して。でも・・」
男3「ううん、いいんだ。」
男2「君にそんな大声を出す勇気があるなんて知らなかったよ。」
男1「その調子だったらあの子にちゃんと気持ち伝えられるんじゃねぇか?」
主人公「でも。なんていえば」
男2「自分の気持ちを正直に伝えればいいよ。今みたいにね」
男3「そうそう」
男1「好きなところとか、何かあんだろ?」
主人公「そっか。そうだね。ありがとう」
男3「がんばってね」
男2「応援してるよ」
男1「クールに行って来い!」
主人公「うん。行ってきます!」
精神世界を後にする主人公。背中を温かく見守る男たち。