9/16 つぼや

cinema staff

cinema staff

cinema staffcinema staff

これも大学入ったくらいの頃に知ったバンドです。
実は自分がライブに行くようになった、きっかけのバンドだったりする。
最近進撃の巨人のエンディングテーマもやってるので知ってる方もいるだろうか...。

オルタナやポストロックの洋・成分と、邦ロックの成分を足したらこうなった、というような音楽性。知性的でも野性的でもあるようなないような、そんな音像。独特。なかなかシネマのようなバンドって、いるようでいない、んじゃあないかと。
自分が人にシネマを聴かせてもらって彼らを知った時にはまだインディーズだったのですが、「あ、これは人気出そうだ」と思ったのを覚えている。人より早く知ってたぜ、エッヘンという気持ちの部分を除いても、ね。

ライブに誘われて、あれは下北沢ガレージだったかな。すごく小さい箱で、メンバーとの距離が同じ電車のドアの対角線上くらいしかなかった。
アノ空間もすごかった。肉体的にも精神的にも熱かった。飯田さんの前に居たけど、あの振り絞るような歌声も、暴れ回る辻君も、パッショナブルだった。
当時はライブなんて、形に残るもんじゃないし、一瞬で終わってしまう儚いものだと思っていたけど、あのライブでライブがどういうものかを初めて知った。思い知ったのだ。エモいって正義。