4/30 坪谷

どうも、坪谷です。
最近犬が誰もいない廊下に向かって吠えています。
坪谷です。

GW前半がもう過ぎようとしていますね。早過ぎる。
何故か自分のGWにまつわるあらゆる予定が企画倒れかキャンセルになったため、ここ三日くらい変なスイッチが入っていて自宅に籠って修羅のように曲作りをしていた記憶しかない。
こうやって何かの制作に没頭するスイッチが入っていると自分の場合はそのまま身を任せていればそれなりなモノができたりするんだけど、だいたい後から見ると正視に耐えないようなものだったりこうすれば良かったのにというところが見えてきちゃうから恐い
でもスイッチが入らないとなかなか手が動かない悪癖。
専門研究進めなきゃなのに…シュウカツ?ナニソレ…


先週末から今日にかけて、でる部屋以降録り溜めていた曲アイデアやネタフレーズから曲に昇華していったものと例のスイッチの衝動に身を任せて作ったものを合わせて
計4曲の完成と、新たにネタが1曲増える結果に。
そのうち2つはまだ仮録音段階だから完成とは言えないかもしれんけど…
ほっとくとこのままGW中いつまでも曲を作ってそうなのでいい加減冷却期間として、スイッチをオフにすることにした。そうじゃなくてもいい加減課題やらないとやばい

今回衝動的に作った曲たちも、でる部屋以上にこだわってこだわって作ったものなので現在はそれらを聴いても「俺天才wwwww」などとのたまうしかできない状態なのですが、
それもまた時間を置いて頭を冷やしてから聴きなおせばきっと真っ青になることでしょう。
というよりも既に一曲、既存の曲にとてつもなく似てしまったものがあり、しかもそれをわかってて作ったため、アレンジは変えたものの既に自分に負けた感が半端なく、これで良かったのかい坪谷くん自問の嵐。
…たぶんメタルギア3をやっている人にならわかる。


あらゆる表現はそうだけど、何も無いところからは何も生み出せないし、
少なからずそれまで自分が影響を受けたあのゲームから、あの音楽から、映画からアニメから漫画から小説から、その片鱗は無意識に顔を覗かせていて、アウトプットの場面に少なからず作用しているはずであって、
その中で己がカッコイイ、納得できる、と思える形を何かに似たり寄ったりしないあくまでオリジナルのラインの中で作り上げた瞬間に、自分への勝ち負けが決定されるのだと思う。
オリジナルの線引きをどこにするかで悩み続ける。情報で溢れているこの世界でそのラインの中で戦うことはとてもかっこいいことだと思うし、できるなら自分はそうありたいと思う。


…というわけでこの数日間で作り上げたおのれの曲を聴き返してみる。
どうやら自分はドラマチックな展開ものに目が無いらしい。

基本的に自分の曲づくりは、
ギター弾く→このメロディ良い!と思ったのを録音→そのフレーズから曲の構想を考える

の三段階で成り立っていて、だいたいメロディフレーズありきなのが伺える。
そのフレーズはギターを弾いてる時から、駅で用を足している時までさまざまなタイミングで思いついたり、いわゆる、降りてきたりするので、スタート地点こそ違えどやはりメロディありき。既存の曲に似たり寄ったりするのはこれに起因することかもしれない。

美メロから転調、後半に爆発、そして静寂、フェードアウト。
なるほど自分が好きなそうなものばかりである… 笑
今回作った4曲は、だっさいロック調のものから、自分にオシャンティと言ってあげたくなるものから、ピアノメインの美メロ()ものから、自分では十人十色の限りを尽くしたものだったが、転調や展開にはものすごくこだわったという部分ではどれも共通だったと気がつく。

そして、でる部屋で作っていた曲のものとも明らかに違う。
単純にあれから半年経ってなけなしの技術が底上げされてっていうのもあるだろうけど、毛色とでもいうものがやっぱり違ってくるものなのだなと。
あの時も十分に自由にやらせてもらってはいたつもりだったのだけど、今になってでる部屋という存在は自分が思った以上に、自分の感性とは違った力が働いていたのかなと思う。

でもそれもその筈、でる部屋のは劇中BGMとして作ったものだったからというのもあるだろう。曲として作るのとBGMとして作るのはそりゃ違う。
前と違って7分ある曲できちゃったし...そりゃ違う。
そういった制約は全く無しに自分のやりたいようにやった結果自分の本来の側面が見えてビックリ、みたいな。そういうことかもしれない。面白い発見です。

そしてやっぱり俺という人間は、暗い 笑
曲から人間が出ていますね...。自分でもちよっとひくぐらい。
もう根幹にあるものが、どうしようもなく暗い;


ではそれらの習性をどういう風に今後昇華していったらいいのかという点には、まだ自己分析の段階で判断は出来兼ねると思うのだけど、それはきっと自分の武器になるだろうという強い予感がしている。イェア



あとは一号館でどれだけ奮戦できるかが今後の大きな課題である。そして練習;;
ずぶの素人が打ち込みと実録の異物感を乗り越えられるのか…
そしてダイナマイト元気のテーマソングの運命は。


以上平静を装った興奮のチラ裏でした。さらば四月。ギルティ。