8/3 坪谷

深夜の伊勢崎線高架下、夏の夜の湿った風を肌に受けながら、僕は
自転車を走らせて地元の銭湯へ向かっていた。
道中に、何故か唐突に。中学時代のことを思いだした。1年生のまだ入学したての頃。

昇降口下駄箱の段差に腰掛けている、3年生の先輩方が、僕の小学校時代からの友達と談笑する。そそれを見ている僕。
授業開始のベルが鳴る。スギちゃんが金髪にしたような風貌の先輩一人がタバコに火をつける。ハナからフけるつもりでいる連中である。突っ張りまくっておられる。

絶対にタバコなんか吸うものか、と昔は思っていたのだが、、、
禁煙継続ちう