自主制作映画 『ゾンビ料理人』 by,坂本

どうもこんにちは。デザイン学部4年の坂本です。
今日は蒲田祭と学生残酷映画祭に出展予定の映像作品、『ゾンビ料理人』の企画の話をしたいと思います。


<<自主制作映画 『ゾンビ料理人』 15〜20 min>>

私坂本は、只今『ゾンビ料理人』なるゾンビスプラッターコメディ映画の脚本を執筆しています。あらすじとしましては、「ゾンビが人間をただ食べるだけでなく、人間料理の快楽を覚える話。」です。
現時点での脚本の進み具合は7割ほどですが、脚本が完成した後、小道具作りや撮影等の際は映研のみなさんに協力していただけると嬉しいです。


脚本自体はまだまだ途中段階なのですが、今回は現段階で確定している、作品の登場人物について紹介します。

《ゾンビ料理人》
元々はいたって普通のゾンビであったが、あることをきっかけに、人間をただ食べるだけでなく調理してから食べることに目覚める。料理の腕を上げていくとともに知性も身につけ始め、何匹かのゾンビを手下に従えている。きわめて好戦的で、戦略を練ることにも長けている。頑固で荒っぽい。フライパンと包丁の扱いに手馴れており、全身を惜しみなく使って人肉料理をつくる。しばしば手下のゾンビに豪華な人肉料理をふるまう。ゾンビ界ではたいへんな美食ゾンビとしても有名である。

《サイトウ ケンジ》
三人組の中のひとり。
男らしく、リーダーシップのある人物。少し強引なところもあるが、アリモリとコバヤシの二人にかなり信頼されている。お酒が好きで、酔うと危ない。ゾンビに溢れた世界であっても、いざとなればひとりだけで生きていけるタイプ。武器としてGerber (ガーバー)のナイフを愛用している。コバヤシにイライラすることが多く、口論することもよくあるが、その都度ちゃんと反省することのできる人物。やや口汚いところがある。

《アリモリ リョウ》
三人組の中のひとり。
いわゆる映画オタク。ゾンビやサバイバル生活に関する膨大な知識を持っている。マックス・ブルックスが書いた『The Zombie Survival Guide』が愛読書で、いつも携帯している。冷静な人物で、サイトウとコバヤシがいさかいになっても落ち着いて仲裁することができる。武器はおお木づちを所有。いつもサイトウとコンビになってゾンビを蹴散らし、コバヤシを守る、というような戦闘スタイルになる。いざという時のために、手裏剣を五枚ほど隠し持っている。

《コバヤシ ショウタ》
三人組の中のひとり。
ゾンビに誘拐されることになる人物。なぜ今まで生き残ってこれたのか不思議なくらいに臆病な性格。サイトウとアリモリの金魚の糞である。が、料理と食料調達の技術に長けているので、ふたりには重宝されている。武器に金属バットとおなべのふた(盾のかわり)を持っているが、ほとんど使われた形跡がない。この日はそんな彼が初めてひとりで見張りをすることを頼まれるのだが・・・・・・。

《ホンゴウ タケオ》
ゾンビ料理人の食材として、廃墟に監禁されていた人間のひとり。やたらと顔の造形と眉毛が濃い。彼も寝込みを襲われ、廃墟まで連れ去られたのだという。びっくりするぐらい行動的な人物。ゾンビたちに対する人間側のレジスタンスを気取っていて、スピルバーグの『宇宙戦争』に出てくるハーラン・オグルビーや、『ゾンビ革命-フアン・オブ・ザ・デッド-』の革命おじさん(←すぐ死ぬ)のように、ずけずけと出しゃばった挙句惨殺されるタイプ。藤原竜也ばりに言動がいちいちクドい。お酒が大好き。武器はメリケンサック。ゾンビの頭を己のこぶしで殴り潰すことに快感を覚えるのだという(本人談)。

主だった登場人物は以上5人のキャラクターになりますが、これに付け加えて、人間のやられ役、エキストラゾンビなどが多数必要になります。


この作品は、ホラーでスプラッターでコメディで・・・と、かなり偏ったジャンル映画になる予定です。「血がドバドバとか苦手・・・」、「B級映画とかアホらしい」と思われる方もいるかもしれませんが、良い経験になると思いますので、興味のある方は是非作品制作に参加してほしいです。映研のみなさん、よろしくお願いします。

坂本