8月29日の出来事

※この記事には投稿者の勝手な解釈が含まれています。あらかじめご了承下さい。


今日も蒲田校の二階に集合だ。だが、教室のドアノブに触れた瞬間、私の身体に電流が走った。何か嫌な予感がする、それを感じ取った私は既に汗まみれの手をドアノブにかけ、目を瞑ったまま己の力に身を任せドアを開けた。

なんと、最初に待ち合わせの教室に居たのは「神の部長」こと神野サトルのみだった。霊長類最弱の異名を持つその鍛え上げられた筋肉は、私にその体の崩壊を予感させた。そして彼は私に、いつもよりかすれた声で、「腰が痛い…」と呟いたのであった。
それからぞろぞろと集まる見覚えのある面々。「永遠のしたっぱ」こと、坪谷キズクと、「キングオブ太郎」こと、大田原太郎の二名である。しかし、どうも様子がおかしい。私は二人の近くに寄ってみた。すると先程まで感じていた違和感の答えに気がついた。彼らの目には気迫が感じられ無かったのだ。そう、気迫が希薄なのだ。神野と3人で話が盛り上がり、結局「昨日の日本昔話見た?」と言う話題に花を咲かせてしまう始末。


しびれを切らした私は、明石家さんまにも絶賛された抜群の話術で未来ノートの制作の話題に戻すも、なかなか良いアイデアが挙がらない。


そしてある男が言い放った、その場で考えたストーリーに皆が同意した。

その男とは…






死んだはずの細田だった